「森コミいち」の会場、上野沼やすらぎの里は、北関東自動車道桜川筑西ICから車で4分の場所にあります。
実は、桜川筑西ICは、北関東3県を結ぶ動脈「北関東自動車道」と「国道50号」が直接繋がる唯一の場所。

ということで、茨城・栃木・群馬の恵みを料理家「堀澤宏之」氏のレシピで食べ比べします!(数量限定)
どんな料理が登場するのかとても楽しみです♪

 

 

 

 


【堀澤宏之プロフィール】
1973年伊勢崎市生まれ。
料理工房ほのじ(伊勢崎市大手町6−21)、クラフトスタンドザブン(高崎市元紺屋町9)店主。
店の経営の傍ら、伝統食、発酵食、マクロビオティック等を研究。県内外で出張料理や料理講習会などを精力的に行っている。
無類の酒好きで、酒と料理をマリアージュさせるのが日課
「麹でつくる甘酒のレシピ(池田書店)著者。

森コミいちメニューの概要を少しだけ公開します!

■コンセプト
その土地土地で昔から食べられているものに現代のエッセンスを入れて楽しく作れるものを考えました。伝統食を見直すきっかけになればと思います。

・豆乳豆らっつぇ(茨城)
「とうにゅうまめらっつぇ」です。鹿島灘沿岸地域に古くから小豆を使って作る「豆らっつぇ」という甘しょっぱいお汁粉みたいな料理があります。「豆菜(まめぜぇ)」とも言うそうです。小豆の他にさつま芋が入るのも特徴です。茨城はさつま芋の産地としても有名ですよね。今回はできれば干し芋を入れたいと思います。また、茨城は、そばの生産高が全国2位。なのでここにそばがきをすいとんのように入れようと思います。味のイメージはクラムチャウダー。大豆文化の県なので豆乳仕立てにします。「豆らっつぇ×クラムチャウダー」のコラボ鍋です。

・坦々じゅうね汁(栃木)
日光山間部のおもに冬から春先にかけての料理に「じゅうね汁」という料理があります。これはじゅうね(えごま)をすってお湯でのばし、炊いた大麦にかけて食べる素朴な料理です。えごまは胡麻のようなものですが、胡麻よりも香ばしくてコクのある食材です。この料理を坦々麺風に仕上げます。味噌とにんにくとラー油を効かせて。栃木は麺店の数が全国有数の多さで(そば店舗数2位、ラーメン店舗数2位、うどん店舗数4位)できれば麺を入れたいのですが。。。麺でなければ大麦でいこうと思います。かんぴょうの産地なので具として入れたいと思います。「じゅうね汁×坦々スープ」のコラボ鍋です。

・ひもかわサムゲタン(群馬)
群馬は小麦の食文化圏で、「おっきりこみ」というほうとうのような煮込みうどんがあります。普通は煮干しだしで醤油か味噌で味をつけるのですが今回は鶏肉でだしを取って韓国料理のサムゲタン風に作ってみようと思います。おっきりこみはうどんでよそいにくいので、代わりにひもかわ(平らな麺)を一口大に切って具にします。ひもかわうどんは、先日都内で行われたうどん祭り「U-1グランプリ」で優勝した地元グルメです。群馬はごぼうの産地でもあるのでごぼうも入れて。言ってみれば鶏だし塩スープのほうとうですね。「ひもかわうどん×サムゲタン」のコラボ鍋です。